余談もなく、猶予もなく

 今さらではあるが、とりあえず報告までに近辺の状況を簡素に纏めておく。

 関東在住だが親戚一同は無事。家屋も損傷は無し。
 電気、ガス、水道は存命。だが、十四日以降は不明。
 揺れを感じる程度の余震はたびたび起こるが、問題は見えない。
 道路状況は改善。メトロ、都電も開通。タクシーも普通に捕まる。コンビニの陳列も知っている限りは元通り。ただ、昼頃通りがかったときはスーパーなどは買い溜めで繁盛していた模様。
 電話も徐々に繋がるようになり、現在はほぼ繋がる(au)。

 明日は菩提寺へ行き、墓が無事かどうか確かめてみる予定。
 知り合いのお寺では、骨壺を納める為の穴を塞ぐ蓋が、全部飛び出してしまっていたというので一応ね。

 千葉、茨城、福島、宮城は心配だがとりあえず出来ることはない。道を塞がず、無駄な電話を掛けず、無理な買い占めをしない程度。

 あと、忘れないことも大事なのかな。TVはそのうち落ち着くだろうけど。
 

 

塵と落ち、塵と消えにし我が身かな

 さて、母方の実家が火事になってから四日。
 ようよう落ち着いてきた。

 燃えるときは燃えるものだ、などと叔父と話しながら酒を飲んだ、などと言うと豪華に焼け落ちたかのような語弊があるかもしれないが、幸い仏壇を初め部屋の三分の一が灰になった程度だった。怪我人もない。
 とはいえ、結構な騒ぎだったようで、私が駆け付けたときにはビルの前の道路は二区画の端まで消防車で埋まっていた。
 
 しかし、一月には買ってまだ二年のパソコンがお陀仏したり、今度の火事にと今年は何かと騒がしい。
 前厄なんだけど、お祓いに行った方が良いのだろうか……。

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氷雨、のような

 朝っぱらから馬鹿みたいに冷たい雨が長々と降っていた。
 このところ、雨がおっくうで仕方がない。老いたのだろうか。子供の頃は雨が好きだった。けれど、その理由は親に外に放り出されずに悠々とテレビゲームが出来たことだったから、どうやら生来のものらしい。
 幸い出掛ける用もなく、近くの実家まで足を運んで一日本を読んで過ごした。
 
 明後日は大谷さんとオフ会の約束がある。
 千駄木の「結構人ミルクホール」という場所に行ってみるつもりである。ここは本読みが集まる場所で、ミニコミ誌も置いてある希有なお店である。
 ブラパンの事や、共に文フリのスタッフをしているから、その辺りのことをたっぷり話したいと考えている。もちろん小説のことも。
 

喜びの空、悲しみの地平線

 またもご無沙汰してしまった。
 どうにも筆無精で困ります。年賀状もついに返さなかったし。

 さて先週の日曜日(十三日)コミティアに行ってきました。
 当日は寝坊やら他の用やら自転車のパンクやらがあったりして会場に着いたのは十四時半頃。
 「空想都市」さんのサークルが壁&コピー誌を出すということでウキウキしながら行ったのですが、移動中のTwitterで売り切れとの告知。なんだか人が半端無かったらしい。
 壁を舐めていた&くのりさんを舐めていたOrt

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グリンゴ・グランゴの生涯でたった一度の恋

 今までそこそこのパソコンを使っていた所為か、ノートを使ってネットに繋ぐとどうにも遅く感じる。
 Let'sクンだから、そう悪い性能でもないと思うのだが、まぁ仕方ない。

 さて最近は人に勧められて司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んでいる。
 隆慶一郎や最近の軽い時代物ならともかく、この辺りの歴史物というのはどうにも堅苦しくって読む気にならなかったのだが、いざ気を入れて目を通してみれば最初こそ壁が立ちふさがっているものの、本の中頃からはなるほど読めるようになっている。

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冬こそ獣は走る

 テレビが無くても困らないが、ネットに繋がらないのはほとほと困る。そもそもパソコンが動かないのはもっと困る。

 オデュッセウス殿下が宣戦布告もなく戦を仕掛けてきてから一週間。奇襲に為す術もなく我がトロイアが陥落してから五日。もはや復興は諦めました。
 BIOSすら起動しなくてはもうお手上げっす。もうやだVISTA

 しかし年明けから早々PCが壊れるとは、幸先悪し。 
 もう二月だけどね。