鬼哭街

 虚淵玄の「鬼哭街」、知人に勧められてようやく最後まで終えました。インストールしたままずぅっと放置していましたが、言われた通りやれば早かった。三時間ぐらいだったかな。
 以降、ネタバレ注意。

 未来の中国が舞台の復讐劇だが、五つに別けられた魂を全て集めると死んだはずの妹が蘇るという設定は流石だなぁと思った。古来復讐に先はないのに先を作って、なのに最後はああなるのも流石だなぁと思った。
 それから、主人公鬼強いよね。空飛ぶ車の上で戦うところはたまげた。怖かった。
 誰か一人、妹以外に主人公にとって大事な誰かがいればこうはならなかったと思うけど。そういう未来もちょこちょこ示唆されていただけに、虚しくてたまらない。
 賛否あるだろうけど、ルイリ悪い子。劉豪軍一番の被害者。だけど、そもそもみんな行き過ぎ。0か1しかないのか。コンピュータかお前らと言いたい。私が分かっていないだけか。
 それから左道鉗子が一番まともだと思うのは私だけか。

 つーか、荒川アンダーのアマゾネスが可愛すぎる。ギャグ要因だからあれこれとっても残念だけれど。普通にすごく良い子だと思う。